症状別

肩コリ

肩コリの原因は実にさまざま。二足歩行の人類には必然とも

皆さん肩コリを感じた事はありますか?

子供のときから肩がこって仕方ないという方やまったく肩コリは感じないという方もいらっしゃいますが、そもそも人類が二足歩行で生活するようになって 肩こり、腰痛は必然という医師のレポートがあります。
他にも、以下のようにさまざまな要因が肩コリの原因として考えられます。

 

1.頭部、両腕の重量
成人では頭部重量は約5~6kg、両腕の重量は体重の6~13%ですから、体重が60kgでしたら両腕だけで7~8kgもあるんですね!
これらを首の骨や肩で支え吊るしているので肩コリとなってしまいます。

2.姿勢の悪さ
なで肩やイカリ肩、トランプ肩など特徴的な姿勢になりやすい肩や、猫背、側湾症など脊柱の悪さも直結します。
肥満体型や極端な痩せ体型の方も身体へ負担となり関係してきます。

3.内臓からの関連
一般的に心臓疾患を抱えてますと左肩に違和感を訴え、すい臓などでは右肩に違和感を訴えたりします。
これ以外にも肺などの呼吸器疾患では肩から背中に症状を訴えたりします。

4.眼精疲労
目の疲れは現代人では誰しもが抱える悩みの一つでドライアイや乱視そして肩コリも併発している事が多く、知らずに肩、首も筋肉の緊張が増し肩コリの原因となります。

5.噛み合わせ
片手でリンゴを潰せる人は少ないですが、リンゴを丸かじりする事はほとんどの方が出来ます。
顎の力はこれだけ人体でも強く、噛み合わせが悪いとこの強い力が不自然に首や肩に負担となってしまいます。
虫歯などで片方噛みしている方は特に肩コリの原因になります。

6.衣類、装飾品、寝具による不調
身体に合わない衣類やネクタイ、きついマフラー、ピアスやイヤリング、ネックレスが合わなく肩コリになり、布団や枕が身体に合わない場合も肩コリ、不眠、自律神経失調症となることもあります。

7.日常生活動作
デスクワークや重量物を持ったり、同じ姿勢で作業をする方、うつむき加減で家事をしたり、日ごろの運動不足なども関係してきます。入浴が苦手でシャワーだけの生活や睡眠不足など、個人差はありますが誰しもが肩コリの原因を作ってしまってるんですね。

これら以外にもたくさんの”肩コリ”原因はあるのですが、全てを気をつけて生活するのはとても大変です。
しかも慢性症状となると解消出来ないものだと感じ、手立てをとらない方が多いのも現状です。慢性症状では保険を適応させての施術は適応できませんが、これらが原因で急に肩や首に痛み違和感を感じたのであれば、肩の”亜急性症状”となり保険適応にて施術を受けていただけます。
肩コリからくる様々な不調もありますので、ただの肩コリと思わずにお気軽にご相談ください。

(2013年1月更新)